紀伊半島の南端、黒潮の洗う地元・和歌山で取材を進めると、表の報道には出ない緊迫した情勢が浮かび上がる。かつて巨大な威光を誇った組織の足元で、地元有権者の表情は複雑だ。「次代を誰に託すべきか」「自民の推薦は誰に下りるのか」――地元関係者の口からは、期待と警戒が混ざり合った本音が漏れ聞こえる。
最新動向を追うと、後援会組織の再編と草の根のあいさつ回りが水面下で進められている。表面上は静観を装いつつも、2026年の政治決戦を見据えた準備が着々と展開されているのだ。地元後援会の幹部は「親の代からの地盤を守るだけでは勝てない。どう地域に恩返しし、変革を示すかが問われている」と声を潜める。