「とにかく良いものを塗り重ねれば綺麗になる」という思い込みは危険だ。実は、使用する順番や役割を誤解すると、髪にとって大きな逆効果をもたらす。代表的な失敗例が、トリートメントより前にリンス(コンディショナー)をつけてしまうケースだ。表面が強力な保護膜で覆われてしまうため、後からトリートメントを塗布しても補修成分が一切内部に浸透せず、そのまま流れていってしまう。
さらに、過剰なコーティング成分が髪や頭皮に蓄積すると、髪が重くドロついた印象になり、乾きにくさや頭皮トラブルの原因にもなる。本来ケアするはずの行為が、皮肉にもダメージや毛穴詰まりを悪化させる結果を生むのだ。ケアの効果を100%引き出すには、間違った手順を今すぐ排除しなければならない。