女性アイドルや女優のスタイリングにおいて、シースルーバングはもはや定番の選択肢となっています。しかし、生え際の形状や元々の毛質によっては、理想通りの仕上がりにならない場面も見受けられます。
特に話題にのぼりやすいのが、シースルーバングのカットやセットの失敗例です。オイルやバームなどの油分を根元近くに付けすぎると、束感が強調されすぎて「すだれ状」になり、洗っていない髪のような清潔感の欠如やスカスカ感を生んでしまいます。また、ステージ上で激しく踊る女性アイドルの場合、汗や皮脂によってスタイリング剤が溶け出し、前髪が完全に割れてしまうアクシデントも日常茶飯事です。
また、元々おでこが広い骨格を持つ芸能人の場合、前髪のすき間から覗く肌の面積が広くなるため、視聴者に「生え際が後退した」という誤解を与えがちです。生え際の形をカバーするためにあえて薄めの前髪を作り、サイドの毛(触覚ヘア)で輪郭を補正する高度なテクニックが使われるものの、風や激しい動きでバランスが崩れた瞬間にネット上で騒がれてしまうという難しさがあります。