駅から徒歩圏内に広がる古くからの織物街地区では、クリエイティブな新しい動きが活発だ。江戸時代から続く富士吉田の織物産業「甲斐絹(かいきぬ)」の伝統を受け継ぐ若手職人やデザイナーたちが、空き店舗を改装したアトリエやショップを相次いでオープンさせている。
高度な技術で織り上げられた高品質なストールやインテリアファブリックは、感度の高い国内の旅行者からも高い評価を得ている。工場見学ツアーや手織り体験ワークショップは連日予約で埋まっており、単なる風景鑑賞にとどまらない「体験型コンテンツ」としての深みをエリア全体にもたらしている。