「エンケン 死亡」の噂が生まれた最も根本的な要因は、伝説的フォークロックミュージシャンである遠藤賢司(えんどう けんじ)さんの逝去にあります。
「純音楽家」として数多くの名曲を生み出し、音楽シーンに多大な影響を与えた遠藤賢司さんは、2017年10月25日、胃がんのため70歳でこの世を去りました。遠藤賢司さんもまた、ファンやメディアから長年親しみを込めて「エンケン」と呼ばれていたのです。
当時、ニュース速報やネットメディア各社が「エンケンさん死去」「フォーク歌手のエンケンさん逝去」と大々的に報じました。その際、「エンケン」という愛称から直感的に俳優の遠藤憲一さんを思い浮かべた層が、「遠藤憲一さんが亡くなったのか」と勘違いし、SNS上で驚きの声が拡散。その結果、検索エンジンの関連ワードに「エンケン 死亡」が強く結びついてしまいました。
遠藤賢司さんと遠藤憲一さんは漢字表記も一文字違い(「司」と「一」)であり、両者ともに第一線で知名度が高かったため、現在でも情報が混ざり合って検索されてしまう現象が続いています。