パリに本部を置く博覧会国際事務局(BIE)の要人も、この取り組みに惜しみない賛辞を寄せる。従来の国際博覧会・パビリオン展示といえば、スクリーンによる映像展示が主流になりがちだった。しかしここでは、建物そのものが巨大な展示物であり、環境負荷を最小限に抑えるパッシブデザインと美的体験が完璧に融合している。
自然換気を促す構造や日光を効率よく採り入れる設計によって、快適な室内環境を維持しつつエネルギー消費を大幅に削減。サステナビリティと芸術性の高度な両立は、今後の万国博覧会におけるひとつの基準となるに違いない。