2人体制で動き出したグループの空気感は、かつてのそれとは確かに異なる。しかし、そこには歳月を重ねた者同士にしか出せない深い信頼が漂う。相方であるモン吉との掛け合いについて、彼は照れくさそうに笑った。
「言葉にしなくても、あいつが次にどこへ行こうとしているか分かる。息を吸うタイミングひとつで通じ合えるのは、青春のすべてを共に過ごしたからこそですよ」
そして話題がDJケミカルに及ぶと、表情は一層柔らかなものに変わる。住職としての道を歩むかつての盟友とは、今でも連絡を取り合い、お互いの人生を心から祝福し合っているという。ステージ中央に掲げられる写真やアイコンは単なる記号ではない。3人で築き上げた魂の拠り所を、2人が責任を持って守り続けている証左なのだ。