男性の間でしばしば囁かれるのが、「大豆イソフラボンを毎日摂ると女性化して筋肉がつかなくなる」「胸が膨らむのではないか」という懸念です。しかし、近年の国際的な臨床研究において、通常の食事や適量(1日200〜400ml程度)の豆乳摂取によって男性ホルモン(テストステロン)が低下したり、体が女性化したりすることはないと科学的に結論付けられています。
むしろ、男性にとっても豆乳の毎日の摂取には大きなメリットがあります。大豆タンパク質は筋トレ後の筋合成を支える優秀な植物性プロテイン源となり、脂質が少なくコレステロールを含まないため、内臓脂肪が気になる成人男性の生活習慣病予防に寄与します。
さらに、男性型脱毛症(AGA)や前立腺肥大の一因とされる「ジヒドロテストステロン(DHT)」を生成する酵素(5αリダクターゼ)の働きを、大豆イソフラボンが穏やかに抑制するという研究報告も存在します。過剰摂取を避け、1日200mlの適量を守る限り、男性にとっても薄毛予防や健康維持の力強いサポーターとなります。