バンドサウンドで埋もれず、抜けの良い太いドライブトーンを作るためのディストーション 音作り コツを、4つのステップで解説します。
- アンプの土台作り(クリーン〜微弱なクランチ):JC-120などのトランジスタアンプを使用する場合、Trebleを上げすぎずフラットに設定します。真空管アンプの場合は、ゲインをわずかに上げた「ほんの少し太さのあるクリーン」にしておくと、ペダルの歪みが自然に馴染みます。
- GAIN(DISTORTION)は「必要最小限」から上げる:ツマミをいきなりMAXにするのはノイズと音痩せの元です。12時(中央)を基準にし、リフの輪郭が潰れずサステインが十分に伸びるポイントを探ります。時計の10時〜14時の範囲が最も実用的です。
- TONE(FILTER)は高域を削る方向で調整:特にスタジオ常設アンプは高域が鋭く出やすいため、TONEは11時〜12時付近からスタートし、耳に刺さらない位置まで徐々に絞り込みます。
- LEVEL(OUTPUT)でバイパス時より1〜2dB上げる:エフェクトをONにした瞬間に音量が下がって聴こえる「音痩せ錯覚」を防ぐため、OFF時よりもわずかに音が前に出る音量バランスに設定します。
また、ディストーション 使い方 初心者が覚えておくべき裏技として、「前段にオーバードライブ(Ibanez TS9など)を配置してゲインブーストする」手法があります。オーバードライブのDRIVEを0、LEVELを最大にしてディストーションの前に入力することで、低域の余分な濁りをカットし、中域を押し出した粘りのある極上のリードトーンを作り出せます。