長嶋一茂がプロ野球の世界に区切りをつけ、芸能界という厳しい大海原へ舵を切った際、その活動の舵取り役を引き受けたのが仁子さんだった。彼女は個人事務所「ナガシマ企画」の代表取締役社長に就任し、夫のプロデュースやギャラ交渉、スケジューリングのすべてを取り仕切るようになった。
一茂自身、テレビ出演時の軽妙なトークや「自由人」とも称されるキャラクターで人気を博しているが、その裏には社長である仁子さんの緻密なブランディング戦略が存在する。単なるタレントの妻という枠組みを超え、優れたビジネスパートナーとして夫のタレント価値を最大限に高め続けてきた彼女の敏腕ぶりは、業界関係者の間でも高く評価されている。