食品類にとどまらず、地域に伝わる伝統工芸品も現代の生活スタイルに寄り添う形で再評価が進んでいる。その象徴が、首を優しく揺らす姿が愛らしい会津地方の「赤べこ」だ。古来より魔除けや無病息災を願う縁起物として重宝されてきたこの民芸品は、レトロでモダンなインテリアアイテムとしても注目を集めている。
世界的な細菌学者である野口英世の出身地としても知られる猪苗代・会津エリアには、厳しい風土の中で育まれた手仕事の技が今も色濃く残る。職人の手で一つひとつ丁寧に仕上げられる工芸品は、旅の思い出を形に残す素晴らしい手土産として国内外のトラベラーから高い評価を獲得している。