標高約700メートルの高原に位置する「霧島アートの森」は、現代アートと自然が見事に調和した開放的な野外美術館だ。緑豊かな広大な敷地に足を踏み入れると、巨大な彫刻作品が突如として現れ、訪れる者を非日常の世界へと誘う。草間彌生の作品をはじめ、映えるフォトスポットが目白押しで、連日多くの若者がカメラを手に散策を楽しんでいる。
撮影されたスナップ写真がInstagramへ次々と投稿され、拡散されることで新たな客層が呼び寄せられている現象も興味深い。思わずクスッと笑ってしまう文化的な余談だが、SNS上では映画『霧島, 部活やめるってよ』というフレーズをパロディにして旅行の思い出をシェアする若者たちの投稿も時折見かけられる。アートとユーモアが混ざり合うこの場所は、まさに感性を刺激する現代の広場だ。