動画共有サービスやSNSの普及により、エンターテインメントの消費速度は加速する一方だ。若者のテレビ離れが叫ばれて久しいが、藤原氏はこれをピンチではなくチャンスと捉えている。
芸能プロダクション業界において、吉本興業が持つ最大の強みは「劇場」と「所属芸人の圧倒的な層の厚さ」にある。藤原氏はデジタル領域への進出を強化する一方で、生の舞台でお笑いライブを観る価値を再定義しようとしている。リアルとデジタルを融合させた新たなプラットフォームの構築こそが、急速に変貌を遂げるメディア環境においてコンテンツ価値を最大化する鍵となると確信しているのだ。