道の駅東浦ターミナルパークを訪れる人の多くが、吸い寄せられるように向かうのが物産館の隣に店を構える「やま高」です。看板メニューであるたこ姿焼きは、メディアやSNSでも幾度となく取り上げられ、もはや淡路島グルメを代表するアイコンの一つとなっています。
厨房から響く「プシューッ」という強烈な蒸気の噴射音とともに、巨大な鉄板プレス機でタコが丸ごと一枚平らに焼き上げられる実演は、圧巻の一言に尽きます。秘伝のタレに漬け込まれたタコが香ばしく焼き上がる光景は、視覚と嗅覚を強烈に刺激します。焼き立てをハサミで切り分けながら口に運べば、凝縮されたタコの旨味と香ばしい醤油ダレが口いっぱいに広がり、噛むほどに芳醇な味わいが溢れ出します。
現地での食事を計画する際、最も注意すべきはランチの営業時間です。道の駅全体の基本営業時間は9:00〜17:00(淡路市商工観光課公表資料による)ですが、店舗ごとにラストオーダーが異なります。「やま高」は連休や週末になると午前中から長蛇の列ができ、1時間以上の待ち時間が発生することも珍しくありません。材料がなくなり次第早期終了となるケースもあるため、確実に味わいたい場合は午前11時前の到着が賢明です。また、施設内の食事処では淡路島産の海鮮丼や玉ねぎをふんだんに使った定食が味わえますが、ランチのピークである12:00〜13:30は座席の回転が落ちるため、時間をずらした利用が鉄則です。