物理的な「物」だけでなく、アイデア、会話、手柄など形のないものを盗む表現も、ビジネスや学術の場では頻出します。
盗作・剽窃(plagiarize / plagiarism)
論文や著作物、コードなどの 盗作の英語表現は plagiarize(動詞)、plagiarism(名詞)を用います。学術・ビジネス界では非常に重い罪として扱われる言葉です。
・The student was expelled for plagiarizing a paper.(その学生は論文を盗作したとして退学処分になった)
盗み聞き(eavesdrop)
意図的に他人の私的な会話を 盗み聞きする英語表現は eavesdrop です。前置詞 on を伴って “eavesdrop on 〜” の形で使います。
・It's rude to eavesdrop on other people's conversations.(他人の会話を盗み聞きするのは失礼だ)
※なお、意図せず「偶然耳に入ってしまった」場合は overhear を使うのが適切です。
手柄・注目を奪う慣用句(steal someone's thunder / steal the spotlight)
他人が準備していた発表内容を先取りして手柄を横取りすることを steal someone's thunder、舞台やイベントで主役以上の注目を奪うことを steal the show または steal the spotlight と言います。
・Don't tell the boss about the project yet; you'll steal my thunder.(まだ上司に企画の話をしないで、私の手柄を横取りすることになるから)
・The young supporting actor completely stole the show.(その若い脇役俳優が完全に主役の座をさらった)