Q1:道尾秀介の作品を初めて読む場合、どの本から始めるのが一番おすすめですか?
A1:後味の良さと爽快などんでん返しを楽しみたいなら『カラスの親指』、本格ミステリーの騙される快感を味わいたいなら『ラットマン』が最適です。ダークで衝撃的な作風に耐性があるなら、代表作『向日葵の咲かない夏』から入るのも強烈な読書体験になります。
Q2:『向日葵の咲かない夏』のような、いわゆる「イヤミス(読後感が嫌なミステリー)」ばかりなのですか?
A2:決してそうではありません。初期はホラーテイストの強い作品が目立ちましたが、『カラスの親指』のような心温まるヒューマンドラマや、直木賞を受賞した『月と蟹』のような純文学的アプローチ、さらにはギミック満載の体験型エンタメまで、非常に幅広いジャンルを書き分けています。
Q3:体験型ミステリー(『N』や『いけない』など)は、紙の本と電子書籍のどちらで読むべきですか?
A3:仕掛けの面白さを100%味わうなら、断然紙の書籍がおすすめです。ページのめくり方や紙面全体のレイアウト、カバーや巻末の物理的なギミック自体が謎解きの手がかりになっている作品が多いため、まずは紙版での購入を推奨します。