リングノートの解体で最も苦戦するのが、頑丈な金属製のスパイラル・ダブルリングです。一輪ずつ爪や指先で広げようとすると、爪を割ったり指を挟んで怪我をする原因になります。しかし、物理的な仕組みを利用すれば力を使わずに一瞬で針金を外す裏ワザが使えます。
最も手軽なのが「対角線引っ張り法」です。ノートを開いた状態で、金属リングの端(上下のどちらか)の輪を指で掴み、ノートの長手方向(外側)へ向かってグッと引っ張ります。針金の強度がゆるみ、輪が楕円形に引き伸ばされることで、紙の穴からスルリと抜け落ちます。
もう一つの強力なテクニックが「筆記具スライド法」です。使い終わったボールペンや鉛筆などの棒状の筆記用具をリングの内側に通し、そのままテコの原理で外側へ持ち上げます。これだけでリングの継ぎ目が一気に開き、ノート本体を傷めることなくわずか3〜5秒で紙と金属を完全分離できます。