相撲ファンのみならず一度は座ってみたいと羨望を集める砂かぶり席ですが、日本相撲協会における正式名称は「溜席(たまりせき)」と呼びます。土俵の東西南北を取り囲むように設置された最前列エリアを指し、土俵の熱気がダイレクトに押し寄せる唯一無二の空間です。
大相撲本場所(東京・両国国技館)における溜席の料金は、1席あたり20,000円(税込)に設定されています。地方場所(大阪・名古屋・福岡)でも概ね16,000円〜20,000円前後の水準で推移しており、プレミアムな観戦体験に見合った価格帯が維持されています。
一般のファンが砂かぶり席を入手する主な買い方は、公式販売サイト「チケット大相撲」での最速先行抽選および一般抽選予約です。チケットぴあ等のプレイガイドでも一部取り扱いがありますが、溜席全体の座席総数に対して一般販売に割り当てられる席数は極めて限定的です。
特に結びの一番に向けて熱気が最高潮に達する中日や千秋楽、人気力士の優勝争いが絡む日程では、抽選倍率が数十倍から日程によっては100倍を超えることも珍しくありません。一般購入を目指す場合は、相撲協会のファンクラブ先行受付スケジュールを逃さずチェックし、第1希望から第3希望まで戦略的に申し込む姿勢が求められます。