近年の大晦日テレビ視聴率推移を紐解くと、かつてのような「紅白一強」「1つの番組を家族全員で最後まで通し見する」スタイルから、各局のキラーコンテンツを柔軟につまみ食いする分散型の視聴行動へと変化していることが分かります。
この変化を強力に後押ししているのが年末年始見逃し配信TVerをはじめとする動画配信サービスの進化です。気になる裏番組同士の時間が重複していても、メインはリビングのテレビでリアルタイム視聴し、見逃した特番は深夜や元日のスキマ時間にタブレットで追っかけ再生するというスタイルが完全に定着しました。
23時45分を過ぎると、各局の番組は一斉に年越しカウントダウン番組へと切り替わります。カウントダウンコンサートの華やかな生中継から、厳かな除夜の鐘の音、新春お笑い生放送まで、好みの空気感に合わせて年越しの瞬間を迎えられるのも、日本の大晦日テレビならではの贅沢な醍醐味です。