長丁場のペナントレースにおいて、スター選手の活躍と同時に試合の行方を左右するのが、ベンチの采配と救援陣の層の厚さだ。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督と、カブスのクレイグ・カウンセル監督。球界屈指の戦術家として知られる両指揮官の読み合いは見応え十分だ。
先発投手の球数が100球に近づく終盤7回以降、試合は一気に加速する。左右の代打策、走者を出した場面でのピッチチープの活用、そしてセットアッパーから抑え投手へのリレー。一歩も引かない両チームの静かな頭脳戦が、観客を最後までスクリーンとグラウンドに釘付けにする。