ウェディングドレスやタキシードといった洋装一辺倒のトレンドに、鮮やかな風穴を開けているのが琉装フォトウェディングだ。琉球王朝時代から受け継がれてきた伝統衣装「紅型(びんがた)」を身に纏い、首里の石畳や古民家、深い緑の亜熱帯植物を背景に撮影するスタイルが新鮮な驚きをもって受け入れられている。
ビビッドな原色と優美な絣模様が南国の強烈な日差しに美しく映える。伝統的な着付けに現代的なヘアメイクやドライフラワーのブーケを掛け合わせるなど、和モダンならぬ「琉球モダン」とも呼ぶべき独自のスタイルを創り出すカップルも少なくない。
文化への敬意を払いながら、他にはない唯一無二の世界観を演出できる点が、感度の高い層を引きつけて離さない理由だ。