施設内で特に人気を集めているのが、かつての管理棟をリノベーションした巨大カフェスペースだ。ここでは、地元の焙煎所が手がけるオリジナルコーヒーや、かつて労働者たちが愛した味をモダンにアレンジしたスイーツが提供されている。コンクリート剥き出しのカウンターには、最新のガジェットを手にしたソウルのクリエイターと、ガイドブックを片手にした日本人観光客が隣り合わせで座る。
言葉の壁を越え、共通の「エモさ」で繋がる空間。BGMには、あえてノスタルジックなアナログレコードの音が採用され、騒がしい都市の喧騒から切り離された独特の時間が流れている。SNSで「#京義倉庫」と検索すれば、無機質なインダストリアルデザインと温かみのある照明が織りなす、映える写真が数多くヒットするはずだ。