店頭での販売価格を据え置いたまま内容量を減らす手法は、一般に「シュリンクフレーション(実質値上げ)」と呼ばれる。ジャガイモや植物油といった原料の調達コストが世界的に跳ね上がる中、日本のスナック菓子製造業全体が苦渋の決断を迫られてきた。直近の数年間で、主要各社は何度も仕様変更や価格改定を実施している。
この波は成型ポテトチップス市場全体にも及んでいる。ライバルであるカルビー株式会社のポテトチップスシリーズをはじめ、競合各社も相次いで内容量の微修正や価格改定を行ってきた。消費者の購買意欲を落とさないために「価格を維持して量を調整するか」「量を維持して価格を上げるか」という二者択一の選択を、メーカー各社は絶えず迫られているのだ。