Q1:外れた仮詰めを誤って飲み込んでしまいました。胃や腸への害はありませんか?
A1:基本的に心配ありません。歯科治療で使用される仮封材(キャビトンやストッピングなど)は毒性のない生体親和性の高い素材で製造されています。誤飲しても消化管を通過し、通常は数日以内に便とともに体外へ自然排出されます。ただし、喉に詰まって呼吸が苦しい場合や激しい腹痛がある場合は速やかに医療機関を受診してください。
Q2:仮詰めが取れた穴がズキズキ痛みます。市販の痛み止めを飲んでも問題ないですか?
A2:受診までの応急措置として、ロキソニンやイブ、カロナールといった市販の鎮痛薬(NSAIDsやアセトアミノフェン製剤)を服用することは問題ありません。ただし、薬はあくまで一時的に知覚を麻痺させているだけであり、内部の細菌汚染や露出した神経の病変そのものを治滅させるわけではありません。薬で痛みが引いたとしても放置せず、必ず歯科医院で再仮封を受けてください。
Q3:ドラッグストアで売っている綿やデンタルフロスを穴に詰めて保護しても良いですか?
A3:市販の脱脂綿などを穴に詰め込む行為は避けてください。一見保護できるように見えますが、綿は唾液をスポンジのように吸い上げて保持するため、細菌を患部の深部へ継続的に供給する温床となります。どうしても食べかすが入るのが気になる場合は、食後にぬるま湯で優しくゆすぐ程度にとどめ、物理的な詰め物を自己判断で入れるのは控えましょう。
Q4:次の予約が明日なのですが、それでも事前に電話を入れるべきでしょうか?
A4:電話を事前に入れておくことを強く推奨します。事前に「仮詰めが取れた」と伝えておくことで、クリニック側は処置時間の枠を調整したり、洗浄・消毒のための機材を前もって準備できるため、当日の待ち時間の短縮やスムーズな治療の継続につながります。