赤道が通るアフリカの国々は、地球上で最も過密な7カ国にのぼります。西側の大西洋に浮かぶ島国サントメ・プリンシペから始まり、ガボン、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ウガンダ、ケニア、そして東海岸のソマリアへと抜けていきます。
アフリカ中央部のコンゴ盆地では鬱蒼とした熱帯雨林が広がりますが、東に進み東アフリカ地溝帯に入ると風景は一変します。ウガンダのビクトリア湖を横切る赤道は、ケニアの広大なサバンナ高原を貫きます。標高5,199メートルを誇る名峰ケニア山は赤道直下にありながら山頂付近に氷河を抱いており、赤道=酷暑という固定観念を覆す地理的特異点です。
なお、ロンドンを通る本初子午線(経度0度)が通る国(イギリス、フランス、スペイン、アルジェリア、マリ、ブルキナファソ、ガーナ、トーゴ)と赤道(緯度0度)が交差する「経緯度0度地点(ヌル島とも呼ばれる基点)」は、アフリカ大陸ギニア湾の沖合洋上に位置しています。