石田社長の隣で、甘ったるい声で「安くしてぇ〜♡」とねだる歌手の保科有里。この二人の愛人関係を疑わせるような(実際はビジネスパートナーである)絶妙な距離感も、社長の「かつら疑惑」をさらに引き立てるスパイスとなっている。
保科のどこか冷ややかな、それでいて社長を立てるような視線が、社長の髪型に対する視聴者の「いじりやすさ」を倍増させている。二人の掛け合いがコントのように完成されているからこそ、視聴者は安心して「社長、今日も髪型が決まってますね」とSNSで突っ込むことができる。このファミリー感とも言える安心感が、ネット上の悪意ある誹謗中傷を、愛のある「ネタ」へと昇華させているのだ。