この現象について、脳科学の専門家は興味深い見解を示す。人間が何もせず、ぼんやりしている時に活性化する脳内ネットワーク「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」が、トイレの中での「カレンダーを眺める時間」によって刺激されているというのだ。
スマホを見ている時、脳は情報を処理し続けるため疲弊していく。しかし、動きのないカレンダーをぼんやりと見つめている時間は、脳が記憶を整理し、新しいアイデアを生み出すための貴重な「余白」となる。クリエイティブな仕事をする人ほど、トイレでカレンダーを眺める時間を大切にしているのは、決して偶然ではない。