物語はついに、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を巡る最終決戦へと突入している。ルフィの母親というカードは、最後の最後で世界をひっくり返すジョーカーとして切られるのだろうか。それとも、あえて一切語られることなく、ルフィがただ新時代の風として海を駆け抜けて終わるのか。
どちらの結末を迎えるにしても、尾田栄一郎が描く「家族の絆」は常に血縁を超えた場所にある。血のつながりを超えた「盃」や「意志の継承」こそが本作のテーマであるならば、実の母親の正体が明かされようと隠され続けようと、ルフィが歩む道が変わることはない。それでも私たちは、物語の最後の1ページまで、その影を追い求めずにはいられないのだ。 (出典: ワンピース ルフィ の 母親(Yahoo!ニュース))