欧米のフィットネスカルチャーから火がつき、日本でも急速に定着した「ミールプレップ(食事の事前準備)」。かつての「数日分の惣菜をタッパーに詰める作り置き」から進化を遂げ、現在は「完成形のお弁当そのものを冷凍庫でストックする」スタイルへとトレンドがシフトしている。
レシピ検索大手のクックパッドやクラシルでも、冷凍保存を前提とした弁当特集のPV数が右肩上がりを記録。ユーザーが求めているのは、単なる時短ではない。「平日の朝に包丁もフライパンも使わない」という完全な認知的負荷のゼロ化だ。朝の20分から30分が丸ごと浮くことで、睡眠時間を確保したり、ゆとりを持って身支度を整えたりと、ライフスタイルそのものの質が劇的に向上している。