Q1:米津玄師のアルバムジャケットは、本当にすべて本人が描いているのですか?
A1:はい。ハチ名義のボーカロイド時代から現在に至るまで、オリジナルフルアルバム(『diorama』『YANKEE』『Bremen』『BOOTLEG』『STRAY SHEEP』『LOST CORNER』)のメインジャケットはすべて本人が自ら作画しています。一部のタイアップシングル等で写真や外部クリエイターとのコラボレーションを行う事例はあるものの、音楽作品の根幹を成すビジュアルは一貫して本人の手によるものです。
Q2:絵を描く際に主に使用している道具やペイントソフトは何ですか?
A2:初期はケント紙、ミリペン(コピックマルチライナー等)、水彩絵具などのアナログ画材を愛用していました。近年はiPad ProとApple Pencilを用い、作画ソフト「CLIP STUDIO PAINT」や「Photoshop」をメインツールとして使用しています。デジタル作画でありながら、アナログ特有の粗い質感や筆跡を残すブラシカスタマイズを好んで用いています。
Q3:公式のイラスト集や画集は購入できますか?
A3:2016年に発売された架空の生物を描いた単行本『かいじゅうずかん』(現在は新装版やカード版なども流通)が唯一のまとまったビジュアルブックです。また、アルバム『YANKEE』の画集盤などに豪華なアートブックが付属した前例はありますが、これまでのジャケットやスケッチを網羅した単体での「総合イラスト集」は2026年現在まだ発売されておらず、多くのファンが公式からの発表を心待ちにしています。
Q4:専門的な美術教育はどこかで受けていたのでしょうか?
A4:高校卒業後、大阪の美術系専門学校に進学しましたが、短期間で中退しています。したがって、高度なデッサンや彩色技法の大部分は、少年時代からの膨大な模写と、自身の楽曲動画を制作する過程で培われた独学によるものです。既存の枠組みに囚われない自由な構図と筆致は、独学ゆえの強靭な個性と言えます。