物語が進むにつれて明らかになるキャスト相関図と折原マヤの正体は、視聴者に幾重もの衝撃を与えました。彼女は単なる狂信的なテロ信奉者ではなく、多額の報酬で動くフリーランスのプロの傭兵であり、己の利益と生存を最優先する冷徹な現実主義者だったのです。
シーズン1のクライマックスでは、教団の真の首謀者たちとの駆け引きの末に姿をくらまし、生死不明のまま幕を閉じます。そして、2010年放送の『ブラッディ・マンデイ シーズン2』において再び姿を現し、国家を揺るがす「核爆弾テロ」の脅威のなかで、藤丸ら警察組織サードアイと時に反発し、時に奇妙な利害関係で結ばれる複雑な立ち位置を演じました。
金と欲望のために動きながらも、どこか人間的な孤独を漂わせるマヤの結末は、善悪の二元論では割り切れない深い余韻を物語に残しました。