プライベートの激動を経て、布袋寅泰の音楽活動は日本国外へと大きく広がっていく。その最大の金字塔が、クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』のテーマ曲「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」だ。強烈なギターリフは世界中で知れ渡り、スポーツイベントやTV番組でも定番のアンセムとなった。
ユニバーサルミュージックを通じた世界配信や海外レーベルとの契約により、彼のサウンドは世界規模でシェアを拡大。近年でもSpotifyなどのグローバルなストリーミングプラットフォームで月間多数の再生回数を誇り、日本のロックギタリストとしての地位を不動のものにしている。元妻である山下久美子との日々で培われた鋭利な感性が、世界的評価の根底に流れていることは間違いない。