市場を牽引する巨大プラットフォーム同士の覇権争いは、新たなフェーズに突入している。専用ソフトウェアを展開するZoom Video Communicationsの最高経営責任者(CEO)であるエリック・ヤン氏は、AI技術をネイティブ統合したコラボレーション空間への転換を強力に推進。単なるWeb会議ツールにとどまらない多角的なプラットフォーム戦略を展開する。
これに対し、Microsoft Teamsを抱えるマイクロソフトのサティヤ・ナデラCEOは、Officeエコシステムとの強固な連携を武器にビジネス市場での圧倒的なシェア固めを図る。一方、Google LLCが提供するGoogle Meetは、ブラウザ完結型の利便性と強力なクラウドインフラを背景に、教育現場から大企業まで幅広い層へ浸透を深めてきた。市場の二極化が進む中、Zoomをはじめとする主要各社の機能競争は加速する一方だ。