ベルジュバンスの根本を理解するには、創始者である山崎伊久江氏が開発した弱酸性美容法の理論を知ることが不可欠です。昭和の美容業界に革命をもたらしたこの技術は、そもそもアルカリ性薬剤による皮膚トラブルを防ぐ目的で生まれました。
人間の皮膚や毛髪の表面はpH4.5〜5.5の弱酸性に保たれています。しかし、一般的なパーマ液やヘアカラー剤の多くはアルカリ性(pH8〜10程度)で作られており、キューティクルを無理に開かせるため、頭皮の炎症や髪の損傷を招きやすい構造を持っています。
これに対し、ベルジュバンスの薬剤は皮膚と同じ弱酸性領域で作用します。弱酸性の環境下で毛髪の主成分であるケラチンタンパク質を引き締めながらウェーブを形成し、色素を定着させるため、頭皮への刺激が極めて少ないのが特徴です。
さらに、ベルジュバンスの白髪染め(メイキングカラー)はジアミン染料を一切使用していません。酸性染料(タール色素)がプラスとマイナスのイオン結合によって毛髪表面に吸着する仕組みを採用しているため、従来の白髪染めでジアミンアレルギーを発症した人でも安心して利用できる安全設計になっています。