新潟県糸魚川市から長野県松本市までの全長約120kmを一気に踏破するには4泊〜6泊ほどの日数を要しますが、多くのハイカーは交通アクセスの良いエリアを日帰りや1泊2日で区切って歩いています。体力や経験に合わせて最適な区間を選ぶのがポイントです。
① 初心者向け:白馬・落倉〜塩島ルート(所要時間:約2時間30分/難易度:★☆☆☆☆)
白馬村ののどかな田園風景と清流沿いを歩く平坦なコース。北アルプスの絶景を背景に、春の菜の花や秋の紅葉を気軽に楽しめます。スニーカー感覚で参加できるため、ファミリーやトレイル初心者にも最適です。
② 中級者向け:小谷村・栂池〜千国宿〜親の原ルート(所要時間:約4時間30分/難易度:★★★☆☆)
茅葺き屋根の古民家が残る「牛方宿(うしかたやど)」や、風情ある石畳の古道、千国番所跡などを巡る歴史散策の黄金ルートです。適度なアップダウンがあり、歩きごたえと観光要素のバランスが抜群です。
③ 健脚・上級者向け:糸魚川・大網峠越えルート(所要時間:約6時間/難易度:★★★★☆)
新潟と長野の県境に位置する難所。苔むした石仏群や百体観音が佇む深山を歩きます。標高差が約600mあり、本格的な登山装備とペース配分が求められる本格山岳トレイル区間です。