本屋大賞は国内の小説だけでなく、海外作品や過去の埋もれた名作を発掘する部門も見逃せません。
翻訳小説部門:第1位は『自由研究には向かない殺人』
本屋大賞2026の翻訳小説部門を制したのは、ホリー・ジャクソン著/服部京子訳の『自由研究には向かない殺人』(創元推理文庫)でした。女子高生ピップが過去の失踪事件を自由研究のテーマとして再調査する中で、町の闇に迫っていく青春ヤングアダルト・ミステリ。スピーディーな展開と現代的なSNS演出が話題を呼び、世界的大ベストセラーとなりました。
同部門2位には、映画『オデッセイ』の原作者アンディ・ウィアーによる傑作SF『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(早川書房)が選ばれるなど、ハイレベルな海外文学が揃いました。
超発掘本!:埋もれていた名作に再び光を
発掘部門(超発掘本!)では、ジャンルを問わず全国の書店員が「今こそ読んでほしい」と熱望する名著が推薦されました。過去の文庫本やロングセラーに再び命を吹き込むこの試みは、読書好きにとって新たな隠れ名作と出会える貴重な場として定着しています。