問題は、その人気が土地の許容量を超えてしまっている点にある。特に早朝の朝もやが広がる時間帯や夕刻のサンセット時には、周辺の狭い町道が車で埋め尽くされる。路肩への放置駐車によってトラクターやコンバインなどの大型農機具が通行できず、営農活動に支障が出る事態が頻発しているのだ。
さらに深刻なのが、写真映えを求めて観光客が立ち入り禁止の農地へ足を踏み入れる行為だ。靴の裏についている病原菌が土壌に混入すれば、その年の作物が全滅する恐れすらある。「綺麗な写真を撮りたいだけ」という軽率な一歩が、農家の生活を直接脅かしている現実に、地元関係者の危機感は強い。