前作『バトル・ロワイアル』の記録的ヒットを受け、東映が社運を賭けて製作した続編。最大の焦点は、前作で圧倒的な存在感を放ったビートたけしの後任を誰が務めるかだった。そこで白羽の矢が立ったのが、当時Vシネマの帝王として君臨していた竹内力だ。
製作陣が求めたのは、単なる冷徹な悪役ではない。国家の理不尽な暴力を一身に背負い、同時に壊れた社会そのものを体現する規格外のエネルギーだった。深作欣二監督が生前熱望し、息子である深作健太監督がその意志を受け継いでオファーを決断。竹内自身も、本作が持つ過激なテーマ性と深作映画の熱量に共鳴し、自身のキャリアでも類を見ない怪演を引き受けることとなった。