同援みどり保育園の保育方針には、「1対1の関わり」を重んじる姿勢が明確に打ち出されている。大勢の中の「1人」として扱うのではなく、子どもの個別の感情や成長スピードに寄り添う眼差しが基盤にある。
そのうえで展開されるのが、五感と体をフルに活用する多彩な体験型プログラムだ。
和太鼓指導で培われる集中力と協調性
幼児期後半の年長クラスなどを中心に取り組まれるのが「和太鼓」だ。ズシンと腹に響く太鼓の音色。バチを握る手に力を込め、仲間とリズムを合わせる作業は、単なる音楽教育の枠を超えている。自身の音に責任を持ちつつ、周囲の音に耳を澄ませる集中力。運動会や発表会で披露される演奏は、達成感と自信を子どもの心に深く刻み込む。
食育としての「クッキング」とアレルギー対応食の徹底
食の重要性に対するアプローチも本格的だ。同援みどり保育園では、自らの手で食材に触れ、調理工程を体験するクッキング活動を定期的におこなっている。野菜を洗う、皮をむく、切る。手作業を通じて食事への感謝と関心が芽生える。
また、食物アレルギーを持つ児童に対しては、専門の栄養士と保育士が連携して綿密な「除去食対応」を実施。安全性を最優先しながらも、可能な限り他の子どもたちと同じような見た目とおいしさを提供する工夫が凝らされている。