多摩地域の中心都市・八王子。都心へのアクセスが良く、多くの大学が点在する学生の街でありながら、どこかアウトローな匂いと独自のローカルコミュニティが息づく場所だ。この街の空気感こそが、バンドの強烈な個性を形作る苗床となった。
バンドの顔であり圧倒的な存在感を放つナヲ(ドラム/女声と姉姉)と、凶暴かつキャッチーなフレーズを生み出し続けるマキシマムザ亮君(歌と6弦と弟)の姉弟。そこにデスボイスと絶妙なMCで観客を爆笑と狂乱へ導くダイスケはん(キャーキャーうるさい方)、そして圧倒的なスラップ奏法でアンサンブルの重低音を支える上ちゃん(4弦)が加わることで、唯一無二の四重奏が完成した。単なる仲良しグループではない。八王子のストリートとスタジオの空気の中で揉まれ、研ぎ澄まされてきた奇跡的な化学反応なのだ。