大本眞基子さんの代名詞とも言えるのが、任天堂の大ヒットシリーズ『星のカービィ』のカービィ役です。1999年の初代『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』からカービィの声を担当し、その後アニメ版や本編ゲームシリーズでも一貫して声を当て続けています。
特筆すべきは、カービィの声は海外ローカライズ版でも吹き替えられず、大本さんの日本語音声がそのまま全世界で使用されている点です。「ぽやっ」「はぁい!」といった無邪気で可愛らしい擬音や掛け声は、国境や言語の壁を越えて世界中のゲーマーを笑顔にしてきました。
大本さん自身もカービィという存在に格別な愛情を注いでおり、闘病中もカービィのグッズやファンからの応援メッセージに何度も勇気づけられたと語っています。まさにキャラクターと演者が魂のレベルで深く結びついた、ゲーム史に残る名演と言えます。