試合前のドジャーススタメン発表から、ファンの期待は極限まで高まっていました。ムーキー・ベッツ、大谷翔平、フレディ・フリーマンの「MVPトリオ」が上位に並び、下位打線にも勝負強い野手を揃えた重量打線が組まれました。
そしてマウンドを託されたのは、右腕エースの山本由伸投手です。立ち上がりから冴え渡るコマンド(制球力)を武器に、アスレチックス打線を翻弄。最速98マイル(約157.7km/h)のストレートに、落差の大きいスプリットと鋭く曲がり落ちるカーブを織り交ぜる組み立てで、相手打線に的を絞らせません。
山本投手は6回2/3を投げて被安打4、8奪三振、1失点(自責点1)という圧巻のクオリティスタート(QS)を達成。6回裏、1死一・二塁のピンチを迎えた場面では、アスレチックスの中軸打者を伝家の宝刀スプリットで空振り三振に切って取る気迫のピッチングを披露しました。マウンド上で見せた力強いガッツポーズは、チームに勝利への大きな流れを引き寄せました。