Apple Watchで血糖値は測れる?2026年最新の開発状況と実用化の壁

Apple Watchで血糖値は測れる?2026年最新の開発状況と実用化の壁

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「では、現在糖尿病の自己管理や生活習慣病予防でApple Watchを活用することは不可能なのか?」というと、決してそうではありません。現時点で最も実用性が高く、世界中の患者やアスリートが利用しているのが、持続血糖測定器(CGM:Continuous Glucose Monitoring)とApple Watchの連携です。

現在、日本国内でも広く普及している代表的なCGM機器には、テルモが販売する「デキシコム(Dexcom G7)」やアボットの「フリースタイルリブレ(FreeStyle Libre 2 / 3)」があります。これらは腕やお腹にコインサイズの薄型センサーを貼り付け、皮下に極細のフィラメントを挿入して組織間質液中の糖濃度を常時モニタリングするシステムです。

特筆すべきは、Dexcom Apple Watch 連携の進化です。Dexcom G7では、iPhoneを介さずセンサーから直接Apple WatchへBluetooth接続して血糖値を常時表示する「Direct to Apple Watch」機能が海外で順次展開され、日本国内でも対応が進んでいます。ランニング中や会議中、スマートフォンを取り出せない場面でも、手首の文字盤(コンプリケーション)に現在の血糖値とトレンド矢印がリアルタイムで表示されます。

一方のフリースタイルリブレ Apple Watch活用においても、専用アプリを経由して測定値の更新通知を受け取ったり、サードパーティ製アプリやカレンダー連携を活用して手元でトレンドを把握したりする環境が確立されています。完全な非侵襲ではないものの、センサーの装着は2週間に1回程度で済み、毎食前後に指先に針を刺す痛みに比べれば生活の質(QOL)は劇的に向上します。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。