安来高校を語る上で外せないのが、全国にその名を轟かせる安来高校の部活動の成績です。なかでも安来高校バレー部(男子・女子)は、県内屈指の伝統と実力を誇り、全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)やインターハイの島根県代表として幾度となく全国の舞台へ駒を進めています。体育館から響く気迫に満ちた声と洗練されたチームプレーは、学校全体の活気ある空気感を形成する中核となっています。
運動部が脚光を浴びる一方で、文化部において圧倒的な存在感を放っているのが安来高校の弦楽部です。島根県内や山陰地方の公立高校において、独立したオーケストラ・弦楽合奏の編成を持つ学校は極めて珍しく、県外の音楽関係者からも高い評価を受けています。
弦楽部は定期演奏会の開催や地域イベントでの招待演奏、全国高等学校総合文化祭への出場など、精力的な活動を展開。高校からバイオリンやチェロなどの弦楽器を始めた生徒も多く、指導陣の丁寧な技術指導と部員同士の教え合いによって、短期間で高いアンサンブル力を培う体制が確立されています。このように、全国レベルの体育系部活動と上質な芸術文化系部活動が共存している点こそが、安来高校の奥深い校風を象徴しています。