かつて世界第7位の人口規模を誇り、圧倒的な購買力で世界を席巻した日本。しかし2026年現在の日本は、人口約1億2300万人前後まで減少し、ランキングでも12位前後にまで後退した。さらに遠くない将来、エチオピアやメキシコなどに追い抜かれ、トップ15圏外へ転落することが確実視されている。
単なる「順位の下落」以上に深刻なのは、人口の中身だ。65歳以上が3割を超え、世界で最も高齢化した社会を突き進む日本は、いまや世界各国から「人口減少社会の実験場」として注視されている。労働力の不足、地方都市の消滅危機、国内市場の縮小。こうした課題に対して、ロボット工学やAIの導入、省人化テクノロジーでどこまで抗えるのか。日本の試みは、追随するアジア各国にとっても重要なケーススタディとなっている。