台風本体の接近に先立ち、暖かく湿った秋の空気が本州付近の前線に流れ込むことで、大気の状態が極めて不安定になっている。気象庁は東日本および西日本の太平洋側において「線状降水帯」が発生する予測情報を発表した。線状降水帯が発生した場合、局地的に1時間で80ミリ以上の猛烈な雨が数時間にわたって降り続くことになる。
これにより、山沿いでの崖崩れや地すべりといった土砂災害、ならびに河川の氾濫危険水位超過が同時に多発する危険性がある。土砂災害警戒情報が出された地域では、夜間の避難が困難になる前に、斜面から離れた頑丈な建物の2階以上へ移動する「垂直避難」を検討すべきだ。