グラム(g)とミリグラム(mg)の関係は、日常で頻繁に使うメートル(m)とミリメートル(mm)と同じ構造だ。1mが1000mmであるのと同じように、1gは1000mgになる。しかし、長さの感覚に比べて重さの感覚は目に見えにくいため、脳内でイメージが結びつきにくいのだ。
特に「mg」という単位は、日頃から意識して扱わない人にとっては抽象的な記号に見えがちだ。わずか指先に乗る程度の粉末や、小さな錠剤の中に含まれる有効成分の量。それが「1000」という大きな数値と結びつくとき、直感とのギャップが生まれる。