スーパーの店頭で見かける100円式カートの正式名称は「コインロック式ショッピングカート」と呼ばれます。利用する際に100円玉を投入口に差し込むと、前方のカートと繋がっていたチェーンのロックが外れて自由に動かせるようになります。
この100円は使用料ではなく、一時的に預ける「デポジット(保証金)」です。買い物を終えた後、元のカート置き場に戻して前のカートのチェーン金具を差し込むと、ガチャンとロックがかかると同時に投入した100円玉が手元に押し戻されてきます。利用者が金銭的な負担を被ることは一切ありません。
電気を一切使わない完全な機械式(メカニカル構造)で作られているため、雨ざらしの屋外駐車場でも故障しにくく、「元の場所に戻すとお金が返却される」という人間の心理を巧みに利用した極めて合理的なシステムです。