境内に足を踏み入れる際、正面に立ちはだかるのが塩竈神社の表坂(202段の石段)です。「男坂」とも呼ばれるこの急勾配の石段は、一段登るごとに俗世の穢れが削ぎ落とされる修行の道立てとされています。体力に問題がなければ、ぜひこの表坂を下から登りきって本殿を目指すのがおすすめです。
境内を巡る際は、塩釜神社の参拝ルートの正しい順番を意識すると、より敬虔な気持ちで祈りを捧げられます。
1. 表坂(202段)または東坂(裏坂)から境内へ
石段を登り、手水舎で心身を清めます。
2. 志波彦神社へ参拝
まずは朱塗りの美しい志波彦神社を参拝し、国土の平安と日々の実りに感謝を伝えます。
3. 鹽竈神社「別宮(べつぐう)」へ参拝
隨身門をくぐり、右手奥にある別宮へ向かいます。「別宮」という名称ですが、ここに主祭神である塩土老翁神が祀られており、本殿の中でも最重要の参拝ポイントです。
4. 鹽竈神社「左宮・右宮」へ参拝
別宮の正面にある拝殿へ進み、武甕槌神を祀る左宮、経津主神を祀る右宮に手を合わせます。
このように、「志波彦神社 ➔ 別宮 ➔ 左右宮」の順で巡るのが古くからの正式な作法とされています。