グルメサイト「食べログ」における高得点の維持や、マニアが日々しのぎを削る「ラーメンデータベース」のランキング上位独占は、偶然の産物ではない。実際に投稿された数千件におよぶレビューを分析すると、一般的な評価ポイントである「味」や「接客」を超えて、「一杯のラーメンを通じた体験そのものへの感動」が数多く語られていることがわかる。
SNSでの拡散力も凄まじく、写真映えする美しい盛り付けだけでなく、澄み切ったスープの透明感や麺のツヤが視覚的にも食欲を刺激する。デジタル時代の評価システムにおいても、圧倒的な本物感こそが最高のマーケティングであることを証明してみせた。